EC Hack ”ファッション通販/WEBマーケティングのネタ帳”

eコマース界隈の情報をアウトプットしていきます。

キャンペーン事例(Instagramを活用したブランドプロモーション)【2015年6月】

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さて今回も更新記事を公開します。

Instagramの広告が日本でも開始されたようですが、効果はいかほどなのでしょうか。

一般公開していないことから推測するに、ある程度名が売れている企業のみへの販売で、広告費用も数百万円ほどは使う先がおおいでしょうね。

 

☆ ★Facebookページでも情報発信しています。

https://www.facebook.com/echack17

 

しかしFacebook広告のように汎用性が高くなる可能性もあるため、今のうちにInstagram内でのブランディングをしっかりと行う必要があります。

 

▼過去記事はこちらからどうぞ。

URBAN RESEARCHの「Tシャツプレゼントキャンペーン」

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目的:ファン獲得

URL:〈Instagram〉URBAN RESEARCH公式アカウント「Tシャツプレゼントキャンペーン」 | URBAN RESEARCH


内容:1週間という短期間でのキャンペーン。内容はシンプルで公式アカウントに投稿された写真に対して、「いいね」または「リポスト」を行うというだけのもの。抽選で7名の方に商品をプレゼントするという内容です。このキャンペーンで特に優れているのは、公式Instagramアカウントの3列表示を利用して一枚画像にするなど、ブランディングという点で優れています。
▼こんな感じ

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単純にファン獲得だけではなく、既存顧客のロイヤリティを上げるような見せ方も色々と考えてみる必要がありますね。


SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCHの【センスオブマユゲ】キャンペーン

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目的:ファン獲得・認知拡大

URL:SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH インスタグラム【センスオブマユゲ】キャンペーンのお知らせ - News - URBAN RESEARCH アーバンリサーチ


内容:キービジュアルのポスターや販促物を写真に撮って、「センスオブマユゲ」のハッシュタグとともに投稿する内容。抽選で10名に5万円相当の商品をプレゼント。オフラインをオンラインへ繋げている施策です。分かりやすいアイコンも絡めることで、そのファン層からの反応や、オフライン広告を目にする機会がないユーザへもリーチ出来るようになっています。URBAN RESEARCHはこういったキャンペーンに積極的に取り組まれているようですね。


さがさないでくださいグランプリ” presented by LOWRYS FARM

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目的:認知拡大

URL:“さがさないでくださいグランプリ” presented by LOWRYS FARM


内容:ティザーサイトで応募を募り、ぬいぐるみを事前に受け取り、その写真をアップしていくというもの。ゆるキャラ広く認知させる効果がありそうですね。またロイヤリティの高いファンなら喜びそうな、公式ムービー内に自身の投稿した写真が使用されるかもしれないようです。

 

#ViViモデルは世界イチ可愛い キャンペーン!!

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目的:情報拡散

URLViVi NEWS : 7月号連動 #ViViモデルは世界イチ可愛い キャンペーン!! | NET ViVi

 

内容:雑誌連動型のキャンペーンになります。雑誌ではよくInstagramのキャンペーンを連動させていますが、やはりモデルと読者層・ターゲットが分かりやすく親和性が高いようですね。雑誌はこういったWebメディアとの連動が今後も必須になるのかもしれません。ただ、雑誌などの紙面で情報を発信しない場合は、このぐらい長いハッシュタグは控えておいたほうがよいです。

 

HERMESの2015-16 FASHON SHOW

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目的:情報拡散

URL:【スペシャル】「エルメス」が日本でファッションショーを開催 ファッショニスタがライブレポート | FOCUS | WWD JAPAN.COM


内容:HERMESが影響力のあるファッショニスタを数名起用し、ショーのLOOKやパーティーの様子をリアルタイムにInstagramへアップし、それをWebサイトの特設ページでも使用するというもの。消費者視点では遠い存在であるラグジュアリーブランドのコレクションを、リアルなファッショニスタやInstagramを活用することでより距離の近い印象を与えられたのかなと思います。BURBERRYのLINE活用でも言えますが、少しハードルの高いブランドほどこういったSNSを活用した手法は主流になっていきそうですね。


番外編:SLYの「#slyjeans」

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目的:ブランディング

URL:SLY JEANS


内容:SLYの特設ページにはユーザが「#slyjeans」をつけて投稿した写真が流れています。特にインセンティブを与えるものではないですが、コアなファンにとって自信の写真がブランドのオフィシャルコンテンツとして使われるというだけで、非常にロイヤリティの高い施策になっているのではないでしょうか。また、Instagram内に「#slyjeans」という世界が創られるという点でブランディングにもつながっています。

 

最後に

今回取り上げた事例では、ブランディングや世界観の表現という目的、また上手いものを中心んピックアップしました。
現在は限られた代理店、アカウントのみがInstagram広告を国内で展開していますが、FacebookなどよりもInstagramは世界観を中心に考えているため、今のうちに運用のレギュレーションやブランディングを意識したキャンペーン施策が重要になりますね。

 

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突っ込み、ご指摘、激励などなど何かあれば、こちらまで!
yutakakamei☆gmail.com

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