ECサイトのカートページの構成を見比べてみた【ECモール編(PC)】
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一定の売上を上げれるようになったら次はサイトの中身を改善していく必要があると思います。
集客力がないサイトでサイト内の細かい構成を変えたところで、母数が少ないことからインパクトは少ないからです。
そこで今回はモール型のショッピングカートの構成を見比べてみました。
今回はPCのみです。
Amazon
言わずと知れたAmazon。最近ではファッション分野にも力を入れていますね。
【気付き】
・過去購入商品が表示されている
┗消耗品なら効果ありかも!カテゴリで見せたりしてもいいし、購入月から逆算してこのタイミングで買い換えるだろうとかを予測して表示出来ると面白いと思う
・閲覧履歴からのおすすめ>閲覧履歴
┗レコメンドの方が効果が高いからこういった見せ方にしてるのかな?
ZOZOTOWN
ファッションECではこのサイトを見ずには始まりません。
【気付き】
・カートへ進むボタン付近にしっかりとラッピングをレコメンド
┗こういう分かりやすい気遣い大事
・雑誌のレコメンド
┗最近雑誌の取り扱いも始まりましたが、カートへ入れた商品に応じて表示させる雑誌が変わるのがにくいね
・以前カートへ入れたアイテム
┗そーいえば検討してたなと思って、目を向けると再度検討する人も多いかも。それが値下げしてるとCV率も上がりそう。
・カートへ入れたアイテムからのおすすめ
┗閲覧履歴からのレコメンドじゃないから精度も高そうだな
・Amazonと同じで閲覧履歴よりもレコメンドの方が効果的と捉えてるのかな
magaseek
ZOZOTOWNよりも売上は劣るが、働く女性には根強い人気は今でも顕在に思います。
【気付き】
・今いる会員ランクを意識付け
┗会員囲い込みにはランクとメリットを刷り込むことも大事ですね
・やっぱりここでもオススメ商品
・チェックした商品はまとめてしまう
ロコンド
最近では返品可能なコスメを開始し、商品幅を大きく広げているサイトです。
【気付き】
・サイトの特徴を分かりやすくイラストで表示
┗このサイトで買うメリットを分かりやすく絞って見せています
・ヘッダー、フッターエリアに電話番号とメールアドレスが表示
┗どのページにいても表示されるので安心感がありますね
マルイウェブチャネル
店舗を保有しているECモール。店舗と連動して上手く売上を上げている印象ですが実際はどうなのかな。
【気付き】
・他サイトと比較するとごちゃごちゃしている印象
┗打ち出したい内容が多いのかな。
・カード会員へのメリット訴求
┗クレジットカード事業もやってるから利用してもらうことで、別のところから利益も上がるんだろうね。
・店舗を持ってるから唯一店頭試着サービスが可能
┗ユーザ的には店舗へ行くパターンと、返品可にしてもらって試着するパターンの両方があれば嬉しいかな。
・対サイトとはことなり、レコメンドより閲覧履歴を上に配置
まとめ
5つのサイトを見てみましたが、それぞれついで買いを誘引させる施策を練られている印象です。
特にAmazonの「もう一回買う」というレコメンドや、「ZOZOTOWNのカートへ入れたことのある商品」は今までになかった見せ方だな~と気付かされました。
次回は同じサイトでSPも見てみようと思います!
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