2014年はフリマアプリ。2015年はファッションレンタルサービスが本格化?
2014年はメルカリを始めとしたフリマアプリがいつくもリリースされ、話題となっていました。2015年は昨年末にいくつかサービスとして取り上げられていたオンラインファッションレンタルサービスが来るのではないかと思います。
そこで話題に乗り遅れないために、台頭するであろうサービスをいくつかピックアップしましたので、お時間ある際にチェックしてみてください。
airCloset (エアークローゼット)
サイト:airCloset (エアークローゼット) 新感覚オンラインファッションレンタルサービス
運営会社:株式会社ノイエジーク
ターゲット:27歳から35歳の働く女性をターゲット
料金:月額6800円(自動更新)
サービス:クリーニングや送料は無料。1回で3着の商品が届くことを考えても、月間最大でも9~12着。
開始時期:不明
媒体:Web?アプリ?
補足:ユーザの趣味嗜好を汲み取ってそれをスタイリストがアイテムを提案。ユーザは商品を返却する際に、フィードバックをするというサイクルを繰り返す。サービスを定着させるためにはスタイリストの知名度やセンスにも左右されそう。これを趣味嗜好というデータをそうやって提案する商品に活かすのか面白そうですね。
SUSTINA(サスティナ)
サイト:SUSTINA(サスティナ) | 5800円で借り放題。買うように借りる、ファッションをもっと自由に
運営会社:株式会社オムニス
ターゲット:こちらも女性が中心?
料金:月額5,800円(自動更新)
サービス:クリーニングや送料は無料。1回で5着の商品が届くことを考えても、月間最大でも15~20着。
開始時期:2015年3月
媒体:アプリ
補足:サービス利用は通販サイトで商品をカートに入れる感覚でアイテムをレンタルするというもの。ユーザはレンタルした商品を買い取ってもいいし、返却をしてもよい。またサスティナで取り扱う商品はユーザから買い取る仕組みも持ち合わせているということも特徴的。ターゲットとなるユーザの好みのブランドやアイテムを取り揃える必要があるが、レンタルするだけでなく、このまま使いたいと思えるアイテムに出会った時に買い取れるというのは、ユーザとして嬉しい機能ではないでしょうか。
Licie(リシェ)
サイト:Licie | 500円で借り放題!ファッションレンタルサービス
運営会社:株式会社ガールズスタイリング
ターゲット:女性でOL層中心
料金:月額500~3,000円のプラン
サービス:最初は来店からのみレンタルが可能。サロンもオープンし、商品を提供することでブランド側にとっては1つのPR手法になりそう。1点あたりの金額は300円~500円と他サービスと同じ程度の単価だが、いくつかの料金プランがあるのは嬉しい。
開始時期:2015年2月に店舗オープン、6月よりWeb、アプリがローンチ
媒体:店舗、Web、アプリ
補足:他サービスとの違いは店舗を構えているということ。そこで実際のユーザの声を聞いてWebやアプリでも展開していくのでしょうか。サービス面の違いとしてはレンタル期間が定められているため、あまりヘビーに利用するユーザが現れた際は手間がかかるイメージだ。
最後に
海外ではこのようなオンラインレンタルサービスはすでに成長している分野のようで、LE TOTEを始めとするサービスが浸透しているようです。
ただ、こういったサービスがキーになるのは物流面ではないかと思います。レンタル商品が手元に届くまでの期間や受取方法、返却に対する手間の軽減まで、どこまでフォローするかが問われるサービスなのではないかと思います。
アパレル市場はピーク時よりシュリンクを続けておりましたが、若干の景気回復も手伝ってか、ここ数年では約9~10兆円を推移しています。「ものを買わなくなった」や「消費者が賢くなっている」ということを言われていますが、このように今までになかったマーケットを生み出し価値を与えてくれるサービスには注目したいですし、なにより小売全体を活性化してくれる企業は応援したいものです。
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