EC Hack ”ファッション通販/WEBマーケティングのネタ帳”

eコマース界隈の情報をアウトプットしていきます。

2015年流行るテクノロジー・Webサービスを予想する

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早くも1月が半分過ぎてしまいましたので、この辺で2015年個人的に注目するWebサービスをまとめました。

ブログでも何度か書いたWeb接客やマーケティングオートメーション系のツールはマーケティング的に言えば成長期に入ると思いますので、それ以前の分野で注目しているものを見ていきます。

 

 

画像認識技術

ちょうど1年前ぐらいに米国のAmazonアプリで商品を撮影してそれをアップロードすることで、Amazonで取り扱っている商品を探してくれる機能がリリースされてました。


AmazonのiOSアプリにカメラによる商品検索機能搭載―リアル店舗のショールーム化いよいよ進行 - TechCrunch

 

日本のアプリにはまだ未実装?のようですが、この技術は特に広義でのファッションにおいて需要は高く、活用シーンが多岐に渡るのではないかと思っております。

例えばWEARのようなコーディネート系のサービスだと着用アイテムと似ている商品をいくつかレコメンドされることで、ユーザにとって新たな気付きに繋がるかもしれません。

例えばテレビに出ている芸能人のファッションをカメラで撮影し、それをアップロードすると、大量のデータベースの中から取り扱っているサイトを教えてくれるサービスがあると、多くのユーザにとって「検索する以外の選択肢」を与えることになり、よりリッチな体験を与えることが出来るかもしれません。

海外ではこのようなサービスがすでにローンチされているようです。

Comb | The Future of Shopping

 

この分野のテクノロジーに関して要注目です。

 

リアル店舗へのテクノロジー浸透

店舗はまだまだ個人に依存したアナログなオペレーションが多いのではないでしょうか。

いい意味で、感覚・感度に特化しているのだと思います。それがどの範囲までテクノロジーが入り込んでいくかという点は個人的に注目したい点です。

・業務支援

└最近はipadをカタログ代わりや、顧客カードへの記入代わりに導入されている店舗が増えてきているのかなと感じます。

それが現在はどこまで活用されているかははっきりとは分かりませんが、「顧客管理」「在庫管理」「スタッフ管理」「業務管理」といった広範囲までカバーできるようになるとより店舗の販売力アップにつながるのかなと感じます。

それによってデータを蓄積し、ビジネスに活かすということも次のフェーズで実現できますからね。

 

・導線解析

└こちらもまだまだ導入事例は少ないですが、店舗に来店した人の行動を分析するテクノロジーの動向にも注目したいと思います。

カメラを利用したヒートマップやBLE技術を利用した導線の可視化などいくつか方法はあるでしょうが、このテクノロジーが日本でも活用される時が近いような気がしています。

国内ではABEJAという会社がこのテクノロジーを扱っているようです。

 

最後に

これらのサービスは海外ではすでに浸透、進化し始めているテクノロジーばかりです。海外で流行ったものは数年後に日本に来るという法則がありますが、それに習うと今回触れたテクノロジーが日本で浸透するのも時間の問題かもしれません。

 

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yutakakamei☆gmail.com

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