EC Hack ”ファッション通販/WEBマーケティングのネタ帳”

eコマース界隈の情報をアウトプットしていきます。

キャンペーン事例(Instagramを利用したブランドプロモーション)【2015年2月】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

f:id:ytkmi17:20150217211240j:plain

個人的に今年はSNSの中でもInstagramへの関心の高まり、また各社、それに対してどう取り組むかを考える年になるのではと感じているので、自身もInstagramについて勉強しようと考えています。

その一環としてキャンペーン事例も色々と見ていこうと考えているので今回そのまとめ記事になります。

 

■Mademoiselle TARA x ELLE girlの初上陸キャンペーン

f:id:ytkmi17:20150217210241j:plain

SNS:instagram

内容:「#m_tara」をつけて、投稿してくれた方の中から、おしゃれガールを選出する。そして優勝者のスナップをエル・ガール オンラインに掲載し、副賞として、10名の方(毎月5名)にマドモアゼル タラのアイテムをプレゼントするというもの。何度でも投稿できることから、毎日チャレンジすることも出来るようです。

サイト:なし?

参考URL:Be a Mademoiselle! SNAP コンテスト | NEWS | マドモアゼル タラ | Mademoiselle Tara

 

日本上陸と合わせたキャンペーンということで、どこまで参加者が集まるのか楽しみです。やはり既存で展開しているブランドではないことから、どのようにプロモーションを打つかが結果に左右されそうです、有効なのはFacebook広告、ターゲットと合ったアプリメディア、同社のブランド顧客への告知などで参加者は伸ばせるのかということですね。エル・ガールとのコラボというだけでも一定のコアユーザも参加されそうですし、拡散性はあるかもしれません。

 

■heliopoleのリスタートキャンペーン

f:id:ytkmi17:20150217210152j:plain

SNS:instagram

内容:アクセサリーブランド「mncRo」(モンシロ)とのコラボ。購入したエリオポールの商品を写真に撮りハッシュタグをつけて投稿。

サイト:なし?

参考URL:http://www.interbridge.co.jp/news/20150209.html

 

こういったポップアップストアの展開にも合せて実施する施策としてありかと思いますが、商品を購入するというハードルがあるので盛り上がりに欠けそうですね。例えば、期間中は店舗内での写真撮影を可にして、お気に入りの商品を投稿してもらうぐらいのハードルの低さが必要なのではと感じます。

 

■Rope Picnicのバレンタインキャンペーン

f:id:ytkmi17:20150217205458p:plain

SNS:instagram

内容:「#ピクニックバレンタイン」のハッシュタグを付けて、Rope Picnicの商品の写真を投稿。購入商品だけでなく、気になる商品の写真でも大丈夫。抽選で4名に、コラボチョコレートと洋服のセットをプレゼント。

サイト:Rope' Picnic ロペピクニック|Rope' Picnic meets Mary's SWEET TIME SWEET PROMISE

 

こちらもハッシュタグをつけて投稿したユーザの中から抽選で商品をプレゼントするというもの。heliopoleとは異なり、購入商品以外も認めている点が違います。バレンタインのチョコレートと合わせて自身の洋服もゲットするというものですね。

 

■Forever21のDENIM CAFE

SNS:instagram

内容:期間限定のDENIM CAFEを開催し、レセプションには人気モデルのクロエ・ノーガードが来場、インフルエンサーによるデニムDIYの展示やトークショーなどコンテンツが盛りだくさんだったようです。当日のパーティの様子をInstagramにアップし、投稿した人に1万円分のギフトカードをプレゼントするというもの。

サイト:なし?

参考サイト:FOREVER 21、期間限定DENIM CAFE開催!InstagramとTwitterで情報拡散も。 | BWRITE

 

それ以外にも「アンテナ」と「ワイアードカフェ」のコラボレーションによるこのカフェでの実施ということです。やはりリアルイベントと組み合わせて、人の感情に合わせたキャンペーンの参加フローを用意することは重要のように思えます。Instagram自体、ユーザそれぞれの個を表現するブランディングにも関係するため、体験や共有したいと思える環境を用意する必要がありますね。

 

■番外編:Zapposの#NextOOTD

f:id:ytkmi17:20150217210742j:plain

SNS:instagram

内容:海外のユーザの間でしようされる、#OOTDというハッシュタグを応用したキャンペーン。自身が分かる写真をハッシュタグとともにアップすると、オペレーターがその人の外見や、投稿している趣味嗜好を汲み取り、色々な商品をレコメンドしてくれるという内容。レコメンドリストは下記のサイトに、マイコレクションとして表示されるようです。

サイト:Glance by Zappos

参考サイト:Zappos Creates Personalized Shopping Experience For Instagram's #OOTD Fans - PSFK

 

1年前に実施していたキャンペーンのようです。

InstagramではECサイトへの売上貢献、インパクトはなかなか出せないメディアとなっていますが、事業者側がユーザそれぞれに、個に対するアクションや商品のレコメンドを行うことで、次のアクションにも繋がりやすいのかもしれません。「Instagram→レコメンドサイト→EC」という、1サイト間にかませてしまう点がネックになっていそうですが、商品レコメンドからの売上という1つのアイデアになるのではないでしょうか。

 

最後に

やはり定番の方法はハッシュタグをつけて、参加してくれたユーザに対するインセンティブを用意するというものですね。顧客やブランドをすごく好きな人や、そのインセンティブがとても魅力的だとこの手法でいいのかもしれませんが、認知を広げたり、情報を拡散させるという目的では不向きかと。Forever21のように、人がシェアしたいと思える環境や体験、または商品を提供し、感情に働きかけるプランニングが必要なのかなと思います。引き続きInstagramの情報については追っていきた、ネタが集まればまた記事にします。

----------------

突っ込み、ご指摘、激励などなど何かあれば、こちらまで!
メール:yutakakamei☆gmail.com
Facebook:https://www.facebook.com/kamei.yutaka

----------------